この変換タイプでは、予め設定しておいた対応表を参照します。
ある項目のデータと、それぞれ対応表で指定した数値を比べて、対応表の中から一番近いデータを判別し、そのデータを検索用のキーデータに置換して出力することができます。
やりたいことの例:「時給」に記載のデータを、一番適した検索用のコードに置換して出力する
◆パターン1(条件に合致する値のうち、小さい方(1100)のデータで置換する)

◆パターン2(条件に合致する値のうち、大きい方(1200)のデータで置換する)

STEP1
参照する対応表を作成します。作成できたら、キーデータ登録の手順に沿ってキーデータの登録を行います。
※すでに登録されている場合は不要です

STEP2
プルダウンより、変換タイプ「キーデータ範囲比較」を選択します。
STEP3
図のように設定します。
① プルダウンより、先程登録した対応表のキーデータ名を選択します。
② 参照する範囲を指定してフィルターをかけたい場合、使用します。+ボタンで複数のフィルターを設定することも可能です。
左側の入力フォームには、フィルターをかけたいキーワードを入力します。
右側のプルダウンメニューでは、対応表の中からフィルターをかけたい列の項目名を選択します。
③ ①で選んだ対応表のどの列の項目を参照するのか、プルダウンで選択します。
④ 参照する項目を指定します。ここでは[時給]の内容を参照するので、[時給]をドラッグ&ドロップで設定します。
⑤ 条件に合致するデータが2つあった場合、数値の大きい方、小さい方どちらを変換させるか指定します。
⑥ ①で選んだ対応表のどの列の項目を出力するのか指定します。
変換では、ここで指定した列のデータが、③に対応する値として出力されます。